司法書士は書籍にかなり投資します
昨日は、お客様と一緒に痛飲してしまい、今日の夕方になってもなんとなく頭の芯が重く感じます。
お客様には遅くまでお相手いただきまして、ありがとうございました。
今日は外出の用事は入ってなかったため、ほぼ一日中、小難しい登記案件の事務作業に没頭。
いくつもの実務書をひっくり返しては文献にあたっていました。
ところで実務書と言えば、司法書士の本は一冊数千円から数万円するものもありまして、単行本だけではなく加除式の書籍もございます。
(↑見よ、このボリューム感!)
加除式とは中身の差し替えが行える仕様の本のことです。
大体が2穴ファイル形式になっており、数か月に一度、購入先の出版社から新しい差し替え分のページ(もちろん有料)が送られてきますので、差し替え対象となっているページを新しいものと入れ替える作業があります。
自分でその作業をすると、要領の悪い私は一冊当たり小一時間はかかってしまいますので、最近はもっぱら出版社に電話して、差し替え専門スタッフの派遣をお願いしています。
ちなみにスタッフの派遣代は本の代金に含まれていますので、別途料金がかかることはありませんが。
(↑開くとこんな感じです。)
このような加除式の本は、一般的にページ数が膨大で一冊当たり千数百ページの情報が記載されています。
漬物石の代わりに使えそうなほど重量も結構ありまして、ページ数が多いことから、調べ物をするときの取り回しはお世辞にも良いとは言えません。
ですが、それぞれの本の分野ごとに、基本的なことからマニアックな案件への対処方や書式例が網羅されていますので、司法書士にとっては手放せない存在なんです。
司法書士カレント事務所では、お客様の様々なリクエストや、特殊な案件に対応できるよう、司法書士自身の研鑽を図るとともに、書籍などの実務資料の蓄積に努めております。