所有権移転ってなんですか?(その1)

司法書士ブログ

8月もとうとう最後の日になりましたが、相変わらずお暑いですね。

弊事務所は東京にあるのですが、ここ最近は快晴の日がずーっと続いています。

外出しても暑さに弱いというわけじゃありませんが、副産物である吹き出す汗がなんとかならないものかと
日々悩んでおります。

こんな時には、冷房ガンガンの喫茶店や、家電量販店でも見つけたらそこに避難するのが得策ですね。

さて、性懲りもなく前回に引き続き不動産登記のお話です。

不動産(土地や建物のことです)が売却されて持ち主が代わるような場合には、その不動産の登記簿にもその旨の
登記をします。

どのような登記かと言えば「所有権移転(ショユウケンイテン)」の登記です。

ところで、所有権移転と一言で表しても、世間的には(ニュアンスはわかるが)あまりなじみのない用語では
ないかと思います。

そんなときに一番わかりやすい言い方は「名義変更」だと思います。

車の名義変更のように土地建物の所有者が変わるときにもその所有名義の変更が必要になりますから、イメージとしてはそのほうがピンきますね。

ですから私もあえて所有権移転というダイレクト感溢れる用語は、業界の玄人さんと会話するときでもない限り
あまり使いません。

ところでそもそも所有権ってなんぞや?という話ですが、それは次回に続きます。