司法書士に依頼するときには(会社登記編その2)
前回のブログの続きです。
司法書士に会社の登記を相談する際に、ご準備いただきたいもの・・・・・それは「会社謄本」でした。
そして会社謄本以外でも高確率で、お探しいただく資料がございます。それは「定款」です。
ところで「定款」ってなんだという話ですが、会社を設立したときに、会社謄本と印鑑カード以外に渡された冊子で、その冊子の表紙に「○○株式会社定款」と書いてあればそれが「定款」です。
定款の内容を確認したいケースとしては、例えば、役員の改選をしたい場合や、会社の本店場所を変更したい場合など、割とありがちなケースです。
どうして定款の内容確認が必要かといえば、定款の条文の中に、「役員の任期が何年」とか、「会社の所在地を○○県○○市に置く」とか、これから行いたい登記と密接に関係することが書かれているからです。
とは言いましても、何年も前に作った定款の行方なんて分らない場合もあるでしょうから、そんなときでも解決方法はありますので、司法書士にご相談ください。
というわけで「会社謄本」と「定款」は会社の基本情報として、なるべくご用意をお願いしております。
これらをもとに、司法書士はお客様のご相談内容を伺いながら、具体的に登記の内容を固めてまいりますので、皆様どうかご協力をお願いします。