司法書士事務所の検索方法と失敗しない選び方を専門家が解説します

失敗しない司法書士の選び方

「不動産とか会社の登記って、専門家に頼むのだったら、どうやら司法書士事務所のようだけど、特に知り合いの事務所もないし、どうやって探せばいいのでしょうか?」

今回は、このような疑問にお答えしていきます。

この記事の筆者

こんにちは、諌山(いさやま)です。

司法書士事務所を開業して今年で10年経ちました。

日々の業務をおこなっていて、感じたこと考えたことを動画でお話ししています。

この記事の概要

  1. 近くの事務所を探す
  2. 業務内容で探す(事務所の印象も大切)
  3. 費用面で探す

1.近くの事務所を探す

司法書士事務所を探すときは、お近くの事務所に頼むのがおすすめです。

それは、何か問題が発生しても、すぐに対処できるからです。

手続きに必要な書類が不足していることがわかったときは、その足りない書類を持っていったり、何度か打ち合わせする必要があるときは、やはり近くの事務所だと便利だからです。

やっぱり心理的にも安心感が出てきますよね。

近くの事務所の探し方は、いろいろあるのですが、つぎの方法がいちばん簡単だと思ってます。

検索サイトで探す

スマホやパソコンを持っているのでしたら、ヤフーとかグーグルのような検索サイトの検索窓に「地名+司法書士事務所」を入力して探す方法でも構いません。

シンプルな方法ですが、その反面、検索結果として関連性が薄い広告ばかり表示されてしまうこともあります。

もし、この方法で近くの司法書士事務所がうまく出てこないようでしたら、つぎの方法がオススメです。

Google マップで探す

グーグルマップアプリ

グーグルマップのアプリを開いて、地図の画面をスクロールさせて、目当ての地域を定めます。

そうしたら、Google マップの検索窓に「司法書士事務所」と入力してみるのです。

そうすると、探したい地域の複数の事務所が一気に表示されます。

グーグルマップ検索結果

この方法は、事務所以外でもお店やレストランなどを探すときに、私もよく使っている方法ですので、よろしければ使ってみてください。

司法書士会の公式ホームページで探す

東京司法書士会HP

地域によっては、「マップで検索したけど事務所が表示されないよ。」という場合もあります。

そんなときは、都道府県の司法書士会の公式ホームページで調べる方法もあります。

例えば、東京司法書士会のホームページでしたら、「司法書士を探す」というボタンを押すと、「司法書士検索」のページで東京都で開業している司法書士を検索できる機能があります。

司法書士を探す

そこで探したいエリアを指定して検索すれば、司法書士事務所の一覧が出てくきます。

とりあえずの検索は、このように司法書士会の公式ホームページからでも可能です。

ただし、事務所の一覧に過ぎませんので、あなたが頼みたい仕事を取り扱っているか、その調べ方については、この記事の後の項で説明しています。

近くの事務所の探し方まとめ

この三つの方法でまず間違いなく、住まいの近くの司法書士事務所を調べることができるはずですので、活用してみましょう。

2.業務内容で探す(事務所の印象も大切)

空を飛ぶエアプレーン

お近くに事務所があることがわかったところで、あなたが頼みたい業務内容を取り扱っているかどうか気になりますよね。

そんなときの調べ方です。

結論から言いますと、以下の二つの方法になります。

  1. 直接電話して聞いてみる。
  2. ホームページを見て判断する。

ちなみに、司法書士事務所の口コミ情報は、ネットで探してもほとんど存在しません。

電話をするか、ホームページを見るか、この二つの方法に頼ることになります。

司法書士事務所は、不動産の登記、会社・法人の登記といった登記業務を取り扱っているところが多いですが、それ以外にも、遺産相続の手続き代行業務とか、裁判業務に力を入れている事務所もあります。

事務所によって、扱っている・扱っていない業務はありますので、あなたが頼みたい業務を取り扱っているのか、あらかじめ確認しておきたいですよね。

事務所のホームページがあるのでしたら、取扱業務の内容を見ましょう。

あなたが頼みたいことについて、ある程度詳しく書いてあるのでしたら、問い合わせできるということです。

ホームページに書いてない業務は、だいたい取り扱っていないと思いますので、そのときは他の事務所を探したほうが良いです。

事務所の印象は大事です

問い合わせするのでしたら、いい感じの対応をしてくれる事務所に頼んだほうがいいです。

自分に合ってるかどうか、第一印象って大事なポイントだと思います。

たとえば、あなたが送った問い合わせメールへの返事が遅いケースですね。メールの返信がくるまで何日もかかるようですたら、これは論外です。

ほかにも、

「電話をかけたときの電話口での対応がまあまあ丁寧」

「ネクラな感じがしない」

「ちょっとした疑問に、きちんと答えてくれるのか?」

そのような印象から、依頼しても良いかどうか測りましょう。

対応がとても遅いとか、なんだか暗いなあと思ったら、その事務所の仕事ぶりもなんとなく想像できてしまいます。

そんなときは、つぎの事務所にあたってみるのもいいと思います。

業務内容で探す(事務所の印象も大切)のまとめ

そんなわけで、頼みたい業務内容を取り扱っているかどうかは、「電話で聞いてみる」、「ホームページで見てみる」ことです。

問い合わせたときの印象が、「遅い」、「暗い」、というの避けましょう。

3.費用面で探す

見積書

はっきりいって「手続きの費用」って気になりますよね。

そんなときは、仕事を頼む前に「お見積もり」を頼みましょう。

お見積もりは無料であることが当たり前になっていますので、気兼ねすることなく見積もりを依頼してみましょう。

すでにご存知かもしれませんが、

司法書士の報酬というのは自由化されていますので、公定価格のようなものはありません。

ただし、それでもだいたいの相場みたいなものはありますので、お見積もりの金額に疑問を感じるようでしたら、つぎのサイトの情報が役に立つと思います。

報酬の金額のアンケート結果

司法書士の報酬
日本司法書士会連合会HP・司法書士の報酬ページより

「日本司法書士会連合会」のホームページの中に「司法書士の報酬」というコーナーがあります。

2018年のデータになりますが、司法書士事務所の報酬についてのアンケート結果が掲載されています。

取り扱っている業務内容ごとに、報酬の目安が分かりますので、参考になると思います。

ご参考:日本司法書士会連合会HP「司法書士の報酬」

相見積もりは手間ひまとの兼ね合いで

見積もりといえば、司法書士事務所に問い合わせする方の中には、ほかの事務所でも見積もりをもらう「いわゆる相見積もり」をとる人もいます。

もちろん相見積もり自体は別に悪いことではありませんが、業務内容によっては、もともと報酬額の相場が高くないものもあります。

会社の登記なんかは、一部の複雑な案件を除くと、あんまり高くはならないですね。

そのような業務でしたら、いくつもの事務所から見積もりを取るという「手間ひま」の割には、節約になりません。

たとえば、当事務所が相見積もりされることが一番多いのは、不動産の登記の中でも、「投資用の不動産を購入するときの登記費用」ですね。

不動産の登記費用は税金も含めて高額になることが多いので、費用を節約したいというニーズがあるからです。

逆に、相見積もりにならないものは、「会社や法人の登記費用」です。

会社・法人登記の報酬は、もともとそれほど高くはありませんので、いろんな事務所から見積もりを取っても、値下げの効果が限られてくるからです。

というわけで、登記費用のお見積もりは無料が当たり前ですので、気兼ねなく見積もりを依頼してみましょう。

まとめ

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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