スタディングの司法書士試験の無料講座をまじめに受講したレビュー

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【現役司法書士によるレビューです・記事更新2022年3月7日】

スタディングというオンライン学習サービスを提供しているところがありますが、司法書士試験の講座も展開しています。

試験に合格して司法書士になってみたい方にむけて、筆者が実際に無料受講を申し込んで、まじめに視聴しましたので、そのレビューをお届けいたします。

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スタディング|受講者累計70,000人突破。学びを革新するオンライン講座

この記事の筆者

こんにちは、諌山(いさやま)です。

平成10年に司法書士試験に合格しました。

それから10年間ほど会社勤めをしていましたが、2009年に司法書士登録をして、現在は司法書士事務所を運営しています。

この記事の概要

スタディングの無料講座の申し込み方

司法書士
司法書士

スタディングの無料講座の申し込み方法はかんたんです。

申し込みのために提供するあなたの情報は、「メールアドレス」だけです。

メールアドレスを入れて送信すると、確認メールが送られてきますので、メール本文に書いてある指定のURLをクリックしてアクセスすると登録完了になります。

登録が完了するとあなたのマイページができ上がっていますので、マイページにログインして無料講座を視聴することができます。

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スタディング司法書士の無料講座の内容は?

無料講座の登録が完了すると、

民法と不動産登記法の2教科について、お試し講座を受けることができます。

内容はつぎのとおりになりますが、検討材料としては盛りだくさんの量ですよ。

無料講義を受講した感想

「スキマ時間」を最大限に活用できる講座内容になっています。つまり、忙しい人でも続けることができるように配慮されてます。

講義の動画とテキストを、同一画面に表示させながら視聴するのが、基本的なスタイルになります。

一つの動画は、短いものは3分程度で終わります。長いものでも15分くらいです。三つ受講すると一つの単元が終了するペースです。あえて短時間に区切ることで飽きない作りになってます。

筆者のスマホ(iPhone)でも視聴しました。画面サイズによる制約はありますが、動画+テキストで見ることができます。

動画は3倍速まで速くすることができますが、聞き取る力の限界がありますので、1.5倍から2倍くらいで聞くのが最適ですね。3倍速は流し読みの復習なんかで使えるかもしれません。

動画はオフにして音声だけで聴くこともできますので、「ながら学習」とか「スキマ時間の活用」には便利です。

テキストは基本的にWebテキストです(冊子つきオプションあり)

テキストは基本的にはWebテキスト(画面に表示されるもの)の提供になります。

スタディングの理念として、忙しい人にもスキマ時間で勉強できる環境をお届けするというものがありますので、ウェブベースで学習が完結できるように設計しているのです。

紙のテキストが欲しいのでしたら、印刷ボタンを押して、ご自分で印刷することになります。

あるいは、少しだけお値段が高くなりますが、「冊子テキスト付きパック」のオプションもありますので、紙のテキストも欲しい方は、最初からオプション付きで申し込みますと手間がかかりません。

基本的な学習ルート

スタディングが推奨する学習ルートは、

「講義を1つ聞く」→「すぐに問題演習」→「そのあと過去問を解く」

と言うインプット・アウトプットを繰り返し行うことで、記憶の定着と問題演習に慣れる学習法です。バランスがよく練られた王道といえる方法です。

問題集はウェブで提供されます。画面上で回答ボタンをポチポチ押して、テンポよく進めることができます。回答ボタンを押すときに、毎回少しドキドキするのが面白いです。

電車の中でも、スマホを片手に問題演習できるなんてラクでいいですね。

要点暗記ツールという復習教材もおすすめ

スタディングの司法書士講座の教材の中に「要点暗記ツール」というものがあります。

簡単にいえば、問題文章の一部を穴埋め式で回答する暗記ツールです。オンラインの画面上で穴埋め式問題を手軽に解くことができます。

穴埋め部分は、ボタンひとつで解答を見ることができるので、テキストで学習したことを手軽に復習するのに向いているツールですね。

もし、紙のテキストで同じことをやりたいと思ったら、赤いマーカーと緑色のプラスティック製シートのセットを別に用意することになりますので、画面上で自動的に同じことができる「要点暗記ツール」はけっこう便利だと思いました。

基礎知識を固めるために、テキストをくりかえし読み込む方法も良いのですが、便利な「要点暗記ツール」を使ってササっと復習するのも学習時間の時短になりますので、テキストの次に使ってみると実力アップにつながるはずです。

スタディングの講座は結局どうなのか?

ハイタッチ

正直な感想ですが、「とっつきの良さって大事だよな。」と感じました。

ひとつの講義動画は、3分から15分くらいの長さになっていますので、毎回「読み切り」サイズで手軽に動画視聴に入ることができます。

移動時間、休憩時間、家事の合間、休日などの「スキマ時間」の有効活用にフィットした講座の作りになっています。

全くゼロからの初学者がつまづきそうなポイント、

たとえば、「講義時間の長さ」、「テキストの持ち運びの面倒」、「単調なインプット学習に飽きる」ことなどを、なるべく少なくして、試験を受けるためのひと通りの実力をつけることができる講座だな、と思いました。

司法書士試験の科目の中に「記述式」の試験もありますが、スタディングでは記述式の演習でオンライン添削してもらえます。

受講費用の安さは魅力です

スタディングの最大のメリットは受講費用が安く済むことです。

一番高いコースでも約10万円前後で、全11科目の択一式・記述式の試験内容に対応した「フル講座」を受けることができるのは、すごいことだと思います。

これから学習をスタートする人向けでしたら「司法書士・総合コース」になります。

受講料の詳細は下記リンクをクリックして公式ホームページでご確認ください。

関連リンク(公式ページはこちらをクリック↓)
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テキストは見やすさにこだわっています

筆者がまじめに視聴して感心したところです。

テキストは比較的要点にしぼった内容ですけど必要な論点は確保しています。なかでも図表の数とわかりやすさは目を引きます。とにかくテキストは見やすさにこだわっていますね。

デメリットというか、足りない部分を述べると、本講座だけでは司法書士試験の本番と同じような環境で受ける「模擬試験」の機会が提供されていないところでしょか。

というわけで、模擬試験は他の資格予備校のサービスを利用することになります。

でも、費用は心配するほど高くありませんので(1回数千円)、必要に応じて模擬試験を単独で利用すればすむお話です。

※模擬試験でしたら規模・実績ともにLEC一択です。
LECオンラインショップ(E学習センター)

本講義の料金と模擬試験代金を合わせても、10万円ちょっとです。大手の資格予備校の費用(40~60万円くらい)を考えると、革命的な安さです。

スタディングの講座と足りない部分のプラスアルファで、忙しい社会人でも移動時間や休憩時間をうまく使いながら、エコノミーな受験対策をとることができますね。

受講料と講座の詳細はこちらをクリックして公式ホームページをご覧ください。
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まとめ

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

スタディング公式ホームページはこちらです(クリックすると公式ホームページ)
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※模擬試験でしたら規模・実績ともにLEC一択です。
LECオンラインショップ(E学習センター)

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