自分で自由に使える時間を増やして司法書士試験の学習に打ち込む【スキマ時間に頼らない】

自由な学習時間を増やしたい

毎日、時間に追われて司法書士試験の勉強が進まない。

勉強をしたいけど、時間をなかなか作ることができない。

今回は、そんなお悩みにがんばってお答えしたいと思います。

この記事では、生活の中で自分の時間を増やしていく、時間を取り戻していく方法についてお話ししたいと思います。

この記事の筆者

司法書士事務所を開業して今年で10年経ちました。

日々の業務をおこなっていて、感じたこと考えたことを動画でお話ししています。

この記事の概要

インターネット、SNSを追放する

「追放する」という言い方がきついですが、これくらいの勢いでお伝えしたほうがインパクトがあると思ったからです。

スマホを見ているひまがあるのでしたら、その時間を司法書士試験の勉強に使った方がいいかもしれません。

Yahooのニュースとか、Twitterとかインスタグラム、フェイスブックとか、いろんなネットの情報や、SNSがありますが、これに時間を使いすぎている方が多いからです。

ネットやSNSの閲覧を追放するだけでも、10分、20分、あるいはそれ以上にあなたの時間を増やすことができるはずです。

休憩時間・通勤時の電車の中・おうちにいる時間帯など、あなたの自由時間があるのでしたら、その時間帯でスマホでニュースやSNSを見るくらいなら、司法書士試験のテキストを読んで知識を頭にインプットした方がいいです。

あと、ゲームも同様です。これもやめることをおすすめします。

おすすめする方法としては、司法書士試験の勉強をするときは、スマホの電源を切るか、最低でも消音モード・マナーモードにして、スマホはカバンのなかにしまってしまうことです。

スマホの利用時間を確認する方法

ちなみに、あなたがどれくらいスマホで時間を使っているのか確認する方法があります。

ご存知の方もいると思いますが、iPhoneとかAndroidといったスマホに「スクリーンタイム」という機能がついています。

スクリーンタイムを見ると、1日のいつの時間帯に、どのような種類のアプリを使っているか分かります。

筆者のスクリーンタイム

たとえば、筆者のスマホ(iPhone)ですが、その利用状況をちょっと見てみました。

ある月曜日の一日です。(↓)

スクリーンタイム

どうやら、TwitterとYouTubeを見るのに時間を使っているようです。

利用時間をみたところ、Twitterが1時間19分、YouTubeにいたっては、なんと2時間27分です。

どの時間帯に見ているのか確認すると、Twitterは昼休みの時間帯にずっと開きっぱなしです。

YouTubeは、夜の10時〜11時あたりで入り浸っています。

仕事を持っている中年男性としては、かなりの中毒と言えますね。

こんな感じで、自分で思っていた以上に贅沢な時間の使い方をしていることが、あからさまにわかってしまいます。

というわけで、時間の使い方を見直すきっかけになりますので、あなたのスクリーンタイムはどうなっているのか、ぜひ一度見てみましょう。

完全に無くせない人はどうするのか?

だけど、情報収集のためにネットやSNSを見ている方もいると思います。

あるいは、SNSでの交流を完全にはなくしたくない方もいると思います。

無くすことはできないけど、SNSなどの時間を減らしたい場合はどうするのかといえば、1日のどこかの限られた時間帯に、その時間を封じ込めてしまうことです。

電車通勤の方でしたら朝の通勤時間中だけ見るとか、寝る前の5分、10分だけにするとか、時間帯を区切ってしまう方法があります。

つまり自分でルールを決めて実行することが大切だと思います。

結局のところ、ネットとかSNSをする時間は、きっぱりやめるにしても、少しだけ残すにしても、いずれにしても資格試験に合格するまでのお話です。

できるだけ短い期間で合格するためにも、自分でルールを決めて、試験勉強をするための時間を増やしていきましょう。

タスクを他の人にお任せする、選択肢を減らす、自動化する

手渡すイメージ画像

タスクというのは「仕事」・「課題」・「作業」という意味になります。

私たちの日常にたとえると、毎日の生活で行っている、「仕事」であったり、家庭の中での「家事」や「子育て」だったり、そういうことを言います。

あなたの手から、これらのタスクの一部を手放すことができないか?そのような問いかけになります。

もちろん司法書士試験の勉強をしたいから、仕事も家事も全部やめるということではありません。

やらなければいけないことの一部を、他の人に任せたり、選択肢を減らしたり、あるいは自動化することで、あたなのタスクを減らして、自由時間を増やす、ということです。

タスクを他の人にお任せできないか?

あなたのタスクを、誰か他の人に任せることができないだろうか?というお話しです。

仕事をされている方でしたら、その1日の仕事の前後にあるもの、たとえば家事の一部を他の人に任せるという方法があります。

任せる相手として、どんな人がいるのかといえば・・・

たとえば

  • 子供に任せる
  • パートナー、配偶者に任せる
  • 外部の家事代行業者に任せる

いろんな方法がありますが、いくつか検討してみるといいかもしれません。

筆者の例

たとえば、筆者の家庭のことで恐縮ですが、筆者の妻は仕事をしながら家事もしていますが、おうちの掃除・洗濯はほとんど完全に夫(筆者)に任せています。

さらに子供にも家事の一部を任せています。

たとえば、干した洗濯物を取り込んで畳む作業や、畳んだ洋服をタンスにしまう作業は、子供にもときどきさせています。

食事ですが、朝ごはんはパンが多いです。

パン食をおすすめしているわけではないですが、実際のところパンはご飯と違ってお米を水で研いたり、炊飯器のセッティングも要りません。ご飯粒が食器につかないので、その後の洗い物も楽です。

そのほかにも、食料品の買い物でも、お米やお酒・ミネラルウォーターなどの重たいものはネットスーパーの宅配を利用しています。

そんな感じで、何もかもを自分で抱え込まずに、自分の学習時間を増やすために、日常のタスクを誰かに任せられないか?という視点で見直してみるといいかもしれません。

選択肢というタスクを減らす

日常の中でいろいろな選択肢があって、その都度考えたり悩んだりすることがあります。

「何を食べようか?」、「何を着ていこうか?」、「どこに行こうか?」とか、毎日何かの選択をしています。

このような生活の中で何かを選択しなければいけない場面で、なるべく即断即決できるようにしておくといいことがあります。

というのも、選択肢で悩むことなく、その分余った時間は自分のために使うことができるからです。

たとえば、毎日、仕事で着ていく服があると思いますが、筆者だと司法書士という職業柄、スーツっぽい格好をすることが多いです。

日頃からおしゃれに気を使っている方には、つらいご提案かもしれませんが、これも選択肢を減らすことで、悩む時間を減らすことができます。

筆者の場合、ワイシャツはどのジャケットに合わせても困らないように、シャツの色とか柄は抑えたモードで統一しています。いっそのこと全部白シャツにしてしまってもいいかもしれません。

食事なんかでも、晩御飯の献立は1週間分を先に決めておくこともできますし、外食が多い方でしたら、使う店はいくつかのお気に入りの店に固定しておいて、もうそこにしか行かないとか、そのようにしておけば、選んだり迷ったりする時間を省くことができます。

日常の行動の中で、迷うまでもなくバッサリ切り捨てた方が良い選択肢もあるかもしれません。

たとえば、「たいして使っていないスポーツクラブ」とか、「オンラインコミュニティからのお誘いメールが来ていて参加を迷っている」など、もうやめてしまっていいかもしれません。

司法書士試験の学習時間を増やすために、生活をシンプル化・パターン化して、選択肢で時間を使わなくてもいいようにする、そのようなご提案です。

タスクを自動化する

便利な家電たち

最近は、便利な機械・マシーンを使って生活の中での手間ひまを減らすこともできます。

よく知られている家庭用のロボットがいますよね。

たとえば、お部屋の毎日の掃除でしたら、「ルンバ」とか「ブラーバ」というロボットで、ホコリ掃除と水ぶき掃除の代わりをやってもらうことができます。

ロボットではなくても、たとえば「スティック型掃除機」が一台あると、邪魔な電源コードがついていませんので、掃除がしやすくてお掃除の時間を短縮できます。

あと、自宅で食事を作る方でしたら、「食洗機」はあると便利です。

同居のご家族がいる方はもちろんですが、一人暮らしの方でも、食洗機は便利です。自動で食器を洗ってくれて、乾燥まで終わらせることができます。

ちなみに、筆者の自宅ではこれらのアイテム(ルンバ・ブラーバ・スティック型掃除機・食洗機)は全部持っています。持っているだけではなくフルに使っています。

もちろん、これらを買うのに少々のお金はかかりますが、費用対効果は間違いなくあります。

家事の時間短縮に直結しますので、時間をお金で買う感覚で、取り入れてみるといいかもしれません。

タスクを抱え込まずに手放すマインド

ここまで、「タスクを他の人にお任せする」、「選択肢を減らす」、「自動化する」、というお話をしてきました。

なんでも自分でやってしまう抱え込み型の人は、まず、自分の手からタスクを手放すメンタルセット・心がまえを、持ったほうがいいのではないか?と思っています。

ここで一つ注意点みたいなことを言いますと、

これまでご紹介した方法をいきなり全部やると、心の負担やお金の負担が急に大きくなりますす。

とくに、タスクを人に任せる部分は、いきなり何もかもお任せすると、思わぬ反発を買うこともあります。

そこで、タスクを他の人に任せたり、ロボットや機械を導入するときは一つずつ、少しずつ導入してみることをおすすめします。

導入してみて自分の生活にどんな変化があったのか、周囲の反応はどうなのか、ひとつひとつ実行して、その効果を実感しながら進めてみることをおすすめします。

まとめ

この記事を最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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