【2021年版】司法書士の出身大学&学部ランキング発表!

司法書士の出身大学と学部ランキングのタイトル

この記事は「司法書士」の出身大学と学部に関するランキングを公表しています。

いきなりですみませんが、司法試験ってあるじゃないですか。弁護士になるための試験ですね。

あの試験は、毎年合格者がどこの法科大学院(ロースクール)の卒業生なのか、数字を毎年公表しています。

それは、どこの法科大学院が司法試験の合格率が良いのか競わせているから、そうなっているのです。

でもその一方、「司法書士試験」は、だれでも学歴関係なしで受験できることから、合格者の出身校がどこなのか、どこの大学の出身なのか公表されていません。

そのようなことから、今回、司法書士の出身大学ってどこが多いのか、独自に調べてみようと思ったわけです。
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この記事の筆者

司法書士事務所を開業して今年で10年経ちました。

日々の業務をおこなっていて、感じたこと考えたことをブログで述べています。

この記事の概要

司法書士の出身大学ランキング

お待たせいたしました。それでは現役司法書士の出身大学ランキングです。

順位大学名人数割合
1早稲田大学1811.8%
2中央大学149.2%
3明治大学127.8%
4慶應義塾大学95.9%
4法政大学95.9%
6青山学院大学63.9%
6同志社大学63.9%
8関西大学53.3%
8広島大学53.3%
10立教大学42.6%
10上智大学42.6%
10九州大学42.6%
13日本大学32.0%
13西南学院大学32.0%
13立命館大学32.0%
13京都大学32.0%
13関西学院大学32.0%
18東洋大学21.3%
18熊本大学21.3%
18大阪市立大学21.3%
18神戸大学21.3%
18千葉大学21.3%
18大阪大学21.3%
18北海道大学21.3%
18駒沢大学21.3%
26横浜国立大学10.7%
26名城大学10.7%
26東京工芸大学10.7%
26清和大学10.7%
26東海大学10.7%
26成蹊大学10.7%
26鹿児島大学10.7%
26福岡大学10.7%
26近畿大学10.7%
26岡山大学10.7%
26横浜市立大学10.7%
26京都女子大学10.7%
26文教大学10.7%
26修道大学10.7%
26龍谷大学10.7%
26南山大学10.7%
26学習院大学10.7%
26一橋大学10.7%
26國學院大学10.7%
26高知大学10.7%
26神奈川大学10.7%
26神戸商科大学10.7%
26名古屋大学10.7%
26明治学院大学10.7%
26専修大学10.7%
26秋田経済法科大学10.7%
注:Google検索キーワード「司法書士事務所」・検索上位300位の司法書士事務所HPから大学名を公表している司法書士153人を対象

1位は早稲田大学です。おめでとうございます。

今回の調査では18人が早稲田大学でした。割合としては11.8%となっています。

2位は中央大学の14人。

3位は明治大学の12人でした。

4位以降の大学名は、上記の表をよくご覧ください。

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ランキングデータの調査方法

調査方法ですが、そんなに難しい方法は使っていません。

検索サイトであるGoogleの検索バーに「司法書士事務所」というキーワードを入力して、その検索結果からデータを集めただけです。

検索上位300位以内に表示された司法書士事務所を対象にしています。

司法書士事務所のホームページの中に、司法書士のプロフィールが書いてありますので、そこから大学名をピックアップしました。

ただし、出身校を公表していない事務所もありますので、その事務所は調査結果から除いています。

その結果、集めることができたデータは83箇所の事務所と153人の司法書士です。

ランキングデータの司法書士の全国分布

153人の司法書士がどこの地方で登録して活躍しているのか、ざっくりと地域別に集計したものがこの図(↓)になります。

調査した司法書士の分布

153人のうち、いちばん人数が多い地域は、関東の92人です。

つぎに、近畿の28人となっています。

さらに、九州沖縄の14人、中部地方の10人、中国地方7人、東北北海道2人となっています。

四国地方はデータ不足で0人でした。

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東京の大学出身の司法書士が地方で活躍している

出身大学ランキングを作成していたところ、気づいたことがひとつありました。

それは、東京の大学出身の司法書士が、関東以外の地域で活躍されているケースが結構ありました。中部地方や近畿、九州沖縄でも、東京にある大学を出て司法書士をされている方がたくさんいます。

それでは、この逆のケース、「東京にある司法書士事務所に、東京以外の地域の大学出身の方もいるのか?」と思う方もいるかもしれません。

答えは、もちろんいます!

でも、わりと少数派でしたね。

あくまでも私が調べた範囲ですので、これが司法書士の全体に当てはまるかどうかは保証できませんが、そのような傾向を目にすることはできました。

というわけで、出身大学と司法書士として活躍している地域は必ずしも一致していませんよ、ということはお伝えしておきたいと思います。

司法書士の出身学部ランキング

司法書士が卒業した大学名を調べたついでに、出身学部のデータも取りましたので、発表したいと思います。

このグラフ(↓)のとおりになっています。

出身学部は法学部が7割超

グラフを見ると、やっぱり法学部が多いですね。

全体の7割以上となる、およそ72.9%が法学部出身者となっています。

司法書士は、登記とか裁判のような法律に関する業務を取り扱う国家資格ですので、法学部出身の方が多くなるのは、なんとなくわかります。

でもよく見ますと、残りの27.1%は法学部以外の出身者です。

もう少しだけ詳しく見てみたいと思います。(↓)

法学部以外の内訳

学部をもう少しだけ小分けにしたグラフがこちらです。

法学部(72.9%)以外はどうなっているかといえば、

経済学部が9%、商学部4.2%、文学部3.5%、あとはその他の学部が10.4%となっています。

いわゆる文系の学部を中心にして、法学部以外の学部の出身者がいます。

この動画の最初の方でも触れていますが、司法書士試験は学歴・学部は関係なく誰でも受験できます。

ですから、法学部の出身ではないけど、司法書士という資格になんらかの魅力を感じて司法書士になったという人もたくさんいる、ということです。

ということで、

たとえ、出身大学や学部がどこであっても、司法書士を目指すチャンスは誰にでもある、ということをお伝えしたいと思います。

まとめ

というわけで今回は、

を発表しました。

この記事を最後までご覧くださいましてありがとうございました。

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